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リフォーム見積もりの期間はどれくらい?遅い場合の対応やチェックポイントも紹介

理想の住まいを思い描きリフォーム会社に相談したものの、「見積もりの連絡が来ない…」と、やきもきしている方は少なくないでしょう。
リフォームの第一歩である見積もりは、計画全体のスケジュールや予算を左右する重要なもの。その期間が見えないと、不安な気持ちが募りますよね。
この記事では、リフォームの見積もり期間の目安から、なぜ遅れることがあるのか、その具体的な理由と対処法を詳しく解説します。さらに、見積もりを待つ時間や受け取った後の対応を通じて、「本当に信頼できるリフォーム会社」を見極めるためのチェックポイントもご紹介。
納得のいくリフォームを実現するために、ぜひご一読ください。
リフォーム見積もりにかかる期間は1週間~1ヶ月!

リフォームの見積もりにかかる期間は、おおむね1週間から1ヶ月が目安です。
ただし、見積もりを依頼してから提示されるまでの期間は一律でなく、工事の規模や内容によって変わります。
ここでは、小規模なリフォームと大規模なリフォーム、それぞれのケースの一般的な目安期間と、相談から見積もり提示までの基本的な流れを解説します。
【1週間程度】小規模リフォームの場合
トイレや給湯器の交換、一部屋だけの壁紙の貼り替えといった、工事範囲が限定的な小規模リフォームの場合、見積もり期間は1週間程度が目安になります。
これらのリフォームは、現地調査で確認しなければならない項目も少なく、工事内容も比較的シンプル。商品代や施工費があらかじめ分かっている場合も多く、見積書の作成にそれほど時間はかかりません。
【1週間程度で見積もりが出るリフォームの例】
・トイレの交換
・洗面化粧台の交換
・給湯器の交換
・キッチンの一部の機器交換(コンロ、食洗機、レンジフードなど)
・内装の一部リフォーム(6畳程度の部屋の壁紙貼り替え、床材の張り替えなど)
・手すりの設置や段差解消といった小規模なバリアフリー工事
【2週間~1ヶ月】大規模リフォームの場合
間取りの変更を伴うリノベーションや、水回り設備(キッチン、浴室、トイレ、洗面所)を内装も含めてすべて一新するような大規模なリフォームの場合、見積もりに2週間から1ヶ月、場合によってはそれ以上かかることもあります。
【2週間~1ヶ月程度かかるリフォームの例】
・間取り変更を伴うフルリノベーション
・キッチン、浴室、トイレ、洗面所の水回り一式リフォーム
・外壁塗装と屋根の葺き替え工事
・耐震補強や断熱改修を含むリフォーム
大規模なリフォームほど、見積もりは「家の健康診断書」のような側面を持ちます。しっかり時間をかけて作成された詳細な見積もりは、後々のトラブルを防ぎ、リフォームの成功につながる重要な書類なのです。
相談から見積もりまでの基本的な流れ
ここで、リフォーム会社に相談してから見積もりを受け取るまでの、一般的な流れを確認しておきましょう。このプロセスを理解しておけば、今自分がどの段階にいるのかが分かり、安心して待つことができます。
STEP1.問い合わせ・相談
電話やウェブサイトのフォームからリフォーム会社に連絡し、リフォームしたい内容や希望を伝えます。
STEP2.ヒアリング
リフォーム会社の担当者が、要望や予算、現在の住まいに対する不満点などをより詳しく聞き取ります。
STEP3.現地調査
担当者が実際に家を訪問し、リフォーム箇所の寸法を測ったり、壁や床下の状態、設備の状況などを目で見て確認します。正確な見積もりを作成するための重要なステップです。
STEP4.プランニング・見積もり作成
ヒアリングと現地調査で得た情報をもとに、リフォーム会社が具体的なリフォームプランと詳細な見積書を作成します。社内で設計担当者や各専門業者と連携を取りながら、プランを練り上げていきます。
STEP5. 見積もり提示・説明
作成されたプランと見積書がお客様に提示されます。この際、なぜこのプランになったのか、見積もりの各項目が何を指すのかなど、担当者から説明があります。
この一連の流れを経て、見積もりはお客様の手元に届きます。特にステップ3の「現地調査」とステップ4の「プランニング・見積もり作成」に、専門的な知識と時間が必要とされるのです。
リフォーム見積もりが遅くなる理由とは?

目安の期間を過ぎても見積もりの連絡がないと、「忘れられているのでは?」と不安になりますよね。
しかし見積もりが遅れるのには、単に担当者が怠慢である、という理由だけではありません。むしろ、丁寧な仕事をしているために、時間がかかっているケースも多いのです。
ここでは、リフォームの見積もりが遅くなる主な理由を4つ紹介します。
現地調査やヒアリングの複雑さ
お客様の要望が複雑な場合や、現地調査で予期せぬ問題が見つかった場合は、プランニングに時間を要します。
例えば、「壁を撤去したい」という要望に対し、その壁が家の構造を支える耐力壁であれば、安全性を確保するための構造計算や代替案の検討が必要になることも。また、壁の内部の腐食やシロアリ被害など、見えない部分の問題解決策も含めて計画を練るため、通常より見積もり作成に時間がかかります。
一見遅く感じても、それは工事が必要になる可能性のある部分も含めた見積もりを作成しているからかもしれません。
複数業者や下請けとの調整
リフォーム工事は、大工、電気、水道、内装など、多くの専門業者が連携して成り立ちます。特に大規模なリフォームでは、関わる業者の数も増えます。
リフォーム会社は、これらの専門業者それぞれから見積もりを取り寄せ、スケジュールを調整した上で、全体の費用を算出するのです。各所との連携・調整作業には、どうしても時間がかかってしまうのです。
専門業者が繁忙期であれば、返答を待つ時間もさらに必要となり、結果としてお客様への提示が遅れることになります。
資材・設備の選定や価格調整
お客様が選んだキッチンやユニットバス、あるいはタイルや無垢材といった資材が特注品であったり、海外からの輸入品であったりすると、メーカーへの在庫確認や納期確認に時間がかかることがあります。
また、昨今の社会情勢(エネルギー価格高騰や円安など)により、資材や設備の価格は常に変動しています。お客様に不利益がないよう、最新の正確な価格を仕入れ先に都度確認してから見積もりに反映させるため、時間をかけて価格調整を行う傾向があるのです。
担当者や会社の繁忙期・人員体制
リフォーム業界には繁忙期があり、特に新年度がはじまる前の2月~3月や気候の良い9月~11月は依頼が集中します。この時期は多くの案件に対応する必要があり、見積もり作成にも時間がかかってしまう可能性が。
また、お客様からの評価が高く、常に多くの依頼を抱えている人気の会社ほど、順番待ちの状態になり、見積もり提示までに時間がかかるといったことも考えられます。
見積もり期間が長くなった場合の対処法

目安の期間を過ぎても連絡がない場合、どのように対応すれば良いのでしょうか。ただ待つだけでなく、適切なタイミングで行動を起こすことで、計画をスムーズに進められます。
ここでは、見積もり期間が長引いた際の具体的な対処法をみていきましょう。
進捗確認と催促のタイミング
見積もり依頼をしたら、まずはリフォーム会社側から「○日までにお渡しします」といった目安が提示されるのが一般的です。
もし期日を過ぎても連絡がない場合は、遠慮せず「その後の進捗はいかがでしょうか」と確認してみましょう。
それでも長く待たされる、あるいは回答が曖昧な場合には、ほかの会社を検討するタイミングかもしれません。
見積もりはリフォーム会社との信頼関係を築く第一歩。無理に催促する必要はありませんが、誠実に対応してくれる会社を選ぶためにも、やり取りのスムーズさをチェックしておきましょう。
業者への問い合わせ・相談時のポイント
進捗を確認する際には、単に「まだですか?」と聞くよりも、状況が整理しやすい聞き方を心がけましょう。
例えば、「◯月◯日に依頼したキッチン改修の見積もりについて、現状の進捗状況を教えてください」と、依頼日や内容を添えて確認するとスムーズです。
また、回答が遅れている理由が「追加資料が必要」「社内確認に時間がかかっている」など正当なものであれば、必要に応じてこちらから情報を補足することで対応が早まる場合もあります。
信頼できるリフォーム会社を見極めるチェックポイント

見積もり相談時の対応は、依頼先のリフォーム会社が本当に信頼に足るパートナーかどうかを見極める絶好の機会です。価格の安さだけで判断して後悔しないよう、以下の4つのポイントをしっかりチェックしましょう。
見積書内容の透明性と詳細さ
ようやく提示された見積書。その内容が大雑把な記載ばかりでは、何にいくらかかっているのか分からず、不安になりますよね。
信頼できる会社の見積書は、項目が細かく分けられ、数量、単価、金額が明記されています。「〇〇工事一式」のような曖昧な表記ではなく、「既存キッチン解体撤去費」「新規システムキッチン商品代(メーカー・型番含む)」「給排水接続工事費」といったように、項目ごとに数量・単価・金額が明記されているかを確認しましょう。
また、見積書には通常「有効期限」が記載されており、期限を過ぎると材料費の変動などで金額が変わる可能性があります。この点も忘れずに確認しておくことが大切です。
詳細な見積書は、何にいくらかかるのかが明確で、後々の「言った・言わない」というトラブルや、予期せぬ追加費用の発生を防ぎます。
また、不明点を質問した際に、ごまかさず丁寧に説明してくれるかどうかも重要な判断材料です。納得できるまで説明を求め、誠実に対応してくれる会社を選びましょう。
提案内容の納得感・ヒアリング力
良いリフォーム会社は、単に依頼内容をそのまま見積もるだけでなく、お客様の悩みやライフスタイルに合わせた、プロならではのプラスアルファの提案をしてくれます。
例えば、「収納が少ない」という悩みに対し、単に棚を増やす案だけでなく、「生活動線を考慮すると、ここにパントリーを設けるのが効率的ですよ」といった、素人では気づきにくい視点からの提案があるかどうかがポイントです。
そして、その提案のメリットとデメリットを分かりやすく説明してもらえると、納得感を持って採用するかどうかを決められます。しっかりと理解したうえで決めたリフォームは、完成後の満足度も高まりやすくなります。
担当者の対応姿勢や説明力
リフォームは担当者との二人三脚で進めるため、信頼関係が何よりも重要です。
まず、「〇日までにご連絡します」といった約束を守るか、問い合わせへのレスポンスは迅速かなどの基本的な姿勢を確認しましょう。また、専門用語を多用せず、素人にも分かりやすく説明してくれるかどうかも大切なポイントです。
さらに、提案の良い点だけでなく、考えられるリスクについても率直に伝えてくれるかどうかを確認してみてください。
リフォーム期間中は担当者と何度もやり取りをすることになります。だからこそ、初期段階の対応で「この人になら任せても大丈夫だ」と感じられるかどうかが、会社選びの判断ポイントとなるのです。
工事費用や条件の妥当性
複数の会社から見積もりを取る「相見積もり」は、適正な価格や条件を把握するうえで欠かせない手段です。ただし、単純に合計金額が一番安い会社が良い会社とは限りません。
極端に安い見積もりには注意が必要です。必要な工事が項目から漏れていて後から追加費用を請求されたり、品質の低い材料が使われたり、経験の浅い職人が担当したりすることも考えられます。
各社の見積もりを比較する際は、合計金額だけでなく、工事の項目や使用する資材のグレード、保証内容などもあわせて見比べましょう。なぜその金額になるのか、各社の担当者に説明を求め、内容に納得できる会社を選んでください。
見積もり待ち期間にやるべき準備・工夫

リフォーム会社からの見積もりを待っている期間にもできることがあります。この時間もムダなく活用すれば、その後のリフォーム計画がよりスムーズに、そして具体的に進むでしょう。ここでは、見積もりを待っている間にぜひやっておきたい準備や工夫について紹介します。
リフォームの要望や優先順位の整理
リフォーム会社との打ち合わせでは、たくさんの希望を伝えたかもしれません。しかし、すべての要望を叶えようとすると、予算をオーバーしてしまう可能性も。そこで、この待ち時間を利用して希望内容を改めて整理し、優先順位をつけてみましょう。
まず「なぜリフォームするのか」という根本的な目的を再確認します。「冬の寒さ解消」や「家族との対話」など、目的がはっきりしていれば何を優先させるべきかが見えてきます。次に、家族全員で話し合い、それぞれの意見をすり合わせてみましょう。
最後に、要望をリスト化することも忘れずに。「譲れない条件」「予算次第で追加したいこと」と書き出すことで、頭の中が整理され、見積もり後の予算調整もスムーズに進みます。
資金計画やローンの再確認
リフォームにはまとまった費用がかかります。見積もりを待つ間に、資金計画をより具体的に詰めておくのもおすすめです。
まず、リフォームに充てられる自己資金の額を正確に把握すること。ただし、病気や怪我など万一の事態に備え、ある程度の手元資金を残しておくのがおすすめです。
自己資金が不足しそうな場合は、リフォームローンの利用を検討しましょう。金融機関によって金利や条件が異なるため、複数のウェブサイトや資料で情報収集を。事前に仮審査を申し込んでおくと、その後の手続きがスムーズです。
また、国や自治体の補助金・助成金制度も忘れずに確認を。耐震、省エネ、バリアフリー化などのリフォーム工事が対象となる場合があります。お住まいの自治体のホームページなどで活用できる制度がないか早めに確認しておきましょう。
まとめ|リフォーム見積もり期間のポイントを押さえて納得の工事を

今回は、リフォームの見積もりにかかる期間の目安から、遅れる理由、そして信頼できる会社を見極めるポイントまで、幅広く解説しました。
リフォームの見積もり期間は、単なる待ち時間ではありません。あなたの理想の住まいを形にするための大切な「準備期間」であり、リフォーム会社との信頼関係を築くための「見極め期間」でもあります。
アクティホームは、お客様一人ひとりの暮らしや家族構成、さらには将来までを見据えた「プラスアルファのご提案」を大切にしています。お客様のご要望を100%実現するだけでなく、専門家の視点から、より快適で、より長く愛せる住まいづくりをお手伝いいたします。
「まずは話だけでも聞いてみたい」「私たちの希望がどれくらいの予算で実現できるか知りたい」といった、どんな些細なご相談でもお気軽にお寄せください。経験豊富なスタッフが、お客様の想いを丁寧にヒアリングし、最適なプランをご提案いたします。
――――――
監修者:大島 秀介(おおしま しゅうすけ)
一級建築士・リフォーム設計専門家
株式会社アクティホーム 管理建築士
大阪工業大学建築学科を卒業し、一級建築士として数多くのプロジェクトを手掛ける。自身の建築設計事務所経営を経て、アクティホームに入社。住宅改修やリノベーションの専門知識を活かし、お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせた住空間の提案を得意とします。環境や将来の見通しを考慮し、120%の提案でご満足いただけるよう心がけています。
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